エラール
以前のブログでショパンはプレイエルのピアノを気に入っていたと書きましたが
同時期の音楽家であるリストはエラールのピアノを気に入っていました
このエラールのピアノはダブルエスケープメントアクションという仕組みを持っています
当時のピアノは一度打鍵するとハンマーが一番下まで下がりきるまで次の打鍵は不可能でしたが
この仕組みによりハンマーが下まで下がりきらなくても次の打鍵が可能になりました
リストのラ・カンパネラ改訂版は当時、このピアノでしか弾くことができなかったと言われています
ちなみにダブルエスケープメントアクションは現代のピアノにも使われています