6月
24
2015
エラール
投稿者:preshion
以前のブログでショパンはプレイエルのピアノを気に入っていたと書きましたが
同時期の音楽家であるリストはエラールのピアノを気に入っていました
このエラールのピアノはダブルエスケープメントアクションという仕組みを持っています
当時のピアノは一度打鍵するとハンマーが一番下まで下がりきるまで次の打鍵は不可能でしたが
この仕組みによりハンマーが下まで下がりきらなくても次の打鍵が可能になりました
リストのラ・カンパネラ改訂版は当時、このピアノでしか弾くことができなかったと言われています
ちなみにダブルエスケープメントアクションは現代のピアノにも使われています